道東・知床レンタカーの旅2007
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■ 行くぞ! 憧れの北海道へ ■

この夏休みは、例年以上に大切なものに思えてならなかった。
ボウズは中1、オテンバは小6。
私自身の‘反抗期’を思い出すに、これから先、家族揃っての‘おでかけ’なんてそうそう出来そうに無い。
20代の頃は結婚生活なんて何の興味も無かった私。
でも、せっかく家族を持ったのだもの、せめて旅行ぐらいは何度かしておきたい。
夏のスケジュールを見てみる。
2つの音楽チームにお願いすれば、8月の中旬になんとか連休が取れそうだぞ。
実家のオフクロも誘ってみたら、予想以上に嬉しそうに乗ってきた。

よっしゃ!
それじゃ行くぞ、家族旅行!

今回は、少し長めに3泊4日にしよう。
支払いは、当然ローン分割払いだな…。
ま、借金も良いではないか。
こんな事、一生のうちにそう何度も出来無いだろうから。
日銭稼ぎの貧乏音楽家としては、これでも精一杯の‘現実への挑戦’なんだ。

とは言うものの、調べ始めてみると、お盆休みにかかる時期、格安な旅はなかなか無い。
当初は「カナダでも」などと自惚れていたのだけれど、8月の海外旅行ってオフシーズンの何倍もするんだねぇ。
すっごい格差。
知らなかった…。
こんな値段じゃ、全然ダメだわ…。

さて、どうしよう…。

数日間ネットを調べまくって、決めた。
行くぞ、北海道っ!
私の子供時代からの憧れの地へ。
ただ今回は残念ながら、自分のクルマでもバイクでもなく、飛行機とレンタカー。
残念だけど時間が無いから…。

調べていくと、北海道の宿って、本州の観光地よりずっと安い所が多いのに驚かされた。
もちろん‘高級旅館’は、1人何万円で山ほどある。
けれど、素泊まりの安ホテルやユースも、1人3千円程度でけっこうあるのだ。
うん。
これなら、往復の翼さえ確保できれば、予算的に何とかなりそう。

ただ、お盆の時期って、個人では事実上航空機チケットって取れないんだねぇ。
これまた、知らなかった…。
頼れるのは、旅行社のみ。
早速、小さめの旅行社2つに、‘往復航空券と素泊まり宿1泊のセット’の予約を打診してみた。
片方の会社は、「その時期では無理です」と、速攻でけんもほろろに断ってきた。
うわっ、そんなにダメなのか!
どうしよう…。
しかし、捨てる神あれば、拾う神あり。
もう一方の会社から「なんとかなりそうです」とのメールが来た。
その後、数通のメールのやり取りをして、正式契約。
ありがとう「ヤングリゾート」さん。

こうなりゃ、あとは簡単。
旅行社指定の宿は3泊目にして、あとの2泊分は、自分でネットを探し回って予約。
面白そうな乗り物も、ネットで予約確保。
昔だったら、これら全て、電話か手紙なんだよなぁ…。
インターネットの便利さに、あらためて感心した。

かくして、旅行計画骨子が完成。

【8月9日(木)】
早朝のフライトで、羽田から帯広へ。
レンタカーを借り、釧路へ。
釧路湿原見物・散策。
釧路シーサイドホテル泊;素泊まり3360円/1人。

【8月10日(金)】
釧路→阿寒湖。
阿寒湖観光船;1350円/大人,680円/小人
屈斜路湖→摩周湖。
摩周湖ユース泊;3450円/大人,2950円/中学生以下+夕食1050円/1人。

【8月11日(土)】
早起きして、知床半島へ。
大型観光クルーザーで知床岬周遊;7500円/大人,3750円/小学生
網走のホテル泊。

【8月12日(日)】
網走駅からDMVの試験的営業運行に乗車;大人1500円,1000円/小人。
浜小清水→原生花園→サロマ湖。
女満別空港から夜間フライトで、羽田へ帰還。

旅行社に頼んだ‘往復フライト+1泊4日’は、大人1人50800円,小学生49000円。
4日間の1.5リッタークラスのレンタカー代が、33700円。
2泊分の宿泊代が、約8000円/1人。
あとは、阿寒湖と知床で乗る予定の遊覧船代と、クルマのガソリン代と、食費…。
道東・知床8月9〜12日でコレなら、まずまず安いと思うんだけどな。

何はともあれ、準備完了だ。
さぁ、出発\(^O^)/。


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