道東・知床レンタカーの旅2007
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■ 8月9日(木) ■

午前3時半、起床。
4時、エミーナに乗って出発。
4時半、西東京市の実家でオフクロを乗せる。
井の頭通り〜環七〜R357湾岸道路を順調過ぎるほどスイスイと走行。

5時半、「
PARK&RIDE羽田」到着。


ココに4日間クルマを預け、羽田空港へはワゴン車で送迎。
こういうシステムって初めて使ったけれど、これで6900円は安いと思う。

羽田空港には、午前5時半過ぎに到着。
いくらなんでも早過ぎで、時間潰しにちょっと苦労したw。


6時を過ぎると売店が開き始めたので、‘空弁’を数個購入。
空腹のオテンバは、搭乗を待たずにベンチで早速朝食。


7時過ぎ、搭乗受付開始。
JAL1151便、とかち帯広空港行き。
33番ゲート前のベンチでシャトルバスを待ち、7時40分頃A300に乗り込む。

空港混雑の為、定刻の7時55分を少し過ぎてから離陸。

揺れも少ない安定したフライト。
さぁ、安心して朝メシだ。


定刻より25分ほど遅れ、9時50分着陸。
 
他の4人が預けた荷物が出てくるのを待つ間に、私は早速レンタカーのカウンターへ。
旅行社経由で手配した「
オリックスレンタカー」。
空港から送迎ワゴン車で営業所に行くと、待っていたのは‘レガシイ ツーリングワゴンAWD’。


予算の都合上1500tクラスのセダンでオーダーしてあったので、得した気分。
当然なのかもしれないけれどカーナビも付いていて、とても重宝した。
ただ…ちょっとタバコ臭かったけどねw。

空港へ戻り、人と荷物を積み込み、さぁ、レンタカー旅の出発だ!
まずは、帯広市街へ向かう。
その途中、旧国鉄の「幸福駅」跡に立ち寄った。

旧駅舎と、2両のディーゼルカーが無料展示されていた。
「愛国駅から幸福行きの切符」って流行ったよねぇ…。
あれも私が子供の頃だから、もう何10年前だろう…。

さて、記念すべき‘北海道食第1弾’は、帯広名物の「豚丼」。
旅の前にインターネットで調べて、沢山の店の中から選んだのがココ。
炭焼 豚どん ぶた八」。

帯広駅の駅弁「豚どん」を出している店だという。

11時半、入店。

肉とご飯の量で‘一朗’から‘四朗’まである。
オフクロとボウズは‘四朗’、愚妻とオテンバは‘三朗’。
そして私は、当然‘一朗’。

丼を覆い尽くしはみ出る炭焼きのロース肉たちによる、なかなか壮観な眺め。
程よく柔らかく旨味ある豚肉。
炭焼きの香ばしい薫り。
甘ったるくなく、さりとてしょっぱ過ぎない、絶妙の味加減。
予想以上にバランスの良い美味しさだった。

食後、昼過ぎからは、R38〜R242〜R274〜R392を走って、釧路へ向かった。


実は、事前の計画ではR38だけを走る予定だったのだが、カーナビのおかげでミスコース(苦笑)。
初めて使ったけど、カーナビって嘘つくんだねぇw。

実に広々とした耕作地帯と山間路を抜け、午後2時40分頃、再び海沿いのR38に入る。
白糠町。
国道を少し離れて海岸へ道草し、霧に煙る太平洋を眺める。

釧路方向へ更に少し進むと、道の駅があったので、立ち寄る。
道の駅しらぬか恋門」。


名物という「この豚丼」も、安価に並ぶ海産物も美味そうだったが、まだ空腹ではなかったので自重。
代わりに、全員でソフトクリーム記念写真。

この‘イチゴ&バニラミックス’は、たしか270円だかだったけれど、質・量ともに実に充実。
さすが北海道。
こりゃこの先、乳製品には期待できるぞ。

午後3時半頃、釧路湿原に到達。
県道53を北上し、「
釧路市湿原展望台」に立ち寄る。


但し、展望台は有料だし時間も無いので入らず、併設の「北斗木道」を散策。


「サテライト展望台」からの眺めに、‘北海道’を痛感する。
ともかく広い。


日本じゃないみたいだ。
感動。

小1時間の散策の後、県道53を更に北上し、県道243〜県道1060と進む。

途中、思いがけずダート道もあって、嬉しかった。
釧路川の中流も覗く事が出来た。

その後はR391を南下し、6時半「
釧路シーサイドホテル」到着。


5人1室で16800円
値段のわりには‘普通の部屋’で安心したw。



夕食は、愚妻のリクエストで、釧路名物の‘炉ばた焼き’に行く事になった。

徒歩で、釧路川に沿って市街へ向かう。


何の前調べもしていなかったが、入ったのは「くし炉 番小屋


ツブ貝のお通し、イカ刺し、サンマの刺身、ホッケ、どれも美味い。

この店のお奨めのひとつ「タコざんぎ」もイケる。

「鶏ざんぎ」は更に美味。
‘ざんぎ’って、要するに‘唐揚げ’なのだけれど、北海道ではこう呼ぶらしい。
この後、旅行中、何度かコンビニに寄ったけれど、何処でも‘ざんぎ’はとても充実。
みんな好きなんだなぁ、唐揚げ。
寒い国ならではの特色だと思った。

あ…実は、飲み食いが終わって外に出た時、オフクロが急にぶっ倒れた。
もう、ビックリ。
一瞬、一大事かと思ったら、結局久々のビールに目を回したらしい。
周囲の大慌てぶりをよそに、数分後、当人はケロっと。
それでも心配なので、ホテルまで手を引いてゆっくり歩いた。
オフクロ、「こんな所でオマエと手をつないで歩くとは思わなかったわよ」と笑っていた。
あ〜ぁ、子の心 親知らず…。

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